在宅ワークの副業が会社にばれないように気をつけるべき4点
在宅ワーカーの中には、副業として在宅ワークをしている方も数多くいらっしゃいます。昼間は会社勤めをしながら、帰宅後や休日に在宅ワークをする人の中には、職場に副業がばれるのが不安という方も少なくないでしょう。
副業として在宅ワークをするケースについては、以前過去記事でも簡単にご紹介しましたが、今回はさらに具体的に考えてみたいと思います。
⇒在宅ワークに必須なものは? 初心者が確認しておきたいこと7点
公務員の副業はNG
本業がある人の在宅ワークは、基本的には副業にあたります。副業を許可しているかどうかは勤め先によって変わりますが、大前提として、公共に対して奉仕する立場である公務員は副業が認められておりません。
例外として、家業を手伝う場合や貯蓄・資産運用などの収入がありますが、それ以外の副業は一切禁止です。
ばれなければ問題ありませんが、もし職場にばれた場合は、停職や減給は免れません。むしろその処遇よりも、評価が下がり出世コースから外れることの方がダメージになるかと思われます。
民間企業の場合は副業が認められるかは企業によりけり
民間の企業や団体に勤務している場合、副業が可能かどうかはその会社の就業規則次第です。副業を大っぴらに許可しているところもあれば、好ましくないけど容認していたり、事前に届出が必要な会社もあります。
副業は全面的に禁止という会社もありますので、始める前に一度きちんと確認しておくことをおすすめします。
副業が勤務先にばれないために気をつけるべき4点
在宅ワークをしていることを会社にばれないようにするには、まず絶対に自分から口外しないことです。
一見、当たり前のことのようですが、会社の人にうっかり喋ってしまったり、社内で口にしてしまう人が稀にいます。誰にも話さないことが基本ですが、それ以外にも気をつけておきたい点があります。
SNSの投稿に気をつける
Facebookやツイッターなど、誰でも閲覧できる状態のSNSで在宅ワークを匂わせるような発言は控えましょう。友人限定に閲覧制限されている場合でも、友人に会社関係の人がいれば元も子もありません。
実名公表はできるだけしない
在宅ワーク用として専用のWEBサイトを開設していたり、ネットショップの運営をしている場合など、どうしても自分の名前を公表しなければいけない時は、実名の代わりに屋号を使用するようにしましょう。
実名は、トップページ以外のどこか1ヶ所に名字と名前のスペースを空けて表記しておくだけにとどめます。
クラウドソーシングで実名を出さない
クラウドソーシングを利用する場合、登録名はもちろん、誰にでも閲覧できる場所で自分の名前を公開することは避けましょう。
クラウドソーシングで本業と同じ仕事をしている人は、プロフィール欄にも要注意です。例えばWEBデザイナーの場合、「○○県○○市在住、30歳代前半、勤務歴5年、使えるスキルや得意分野は○○○○~」といった内容だけでも、知り合いが見れば本人が特定されてしまうこともあります。
確定申告時の住民税に気をつける
在宅ワークで確定申告をする場合、住民税の納付方法を選択する必要があります。この時、「住民税の徴収方法」という項目の欄で「普通徴収欄」に印をつけることが必須です。
「特別徴収」の欄にチェックを入れてしまうと、会社側に住民税納付の連絡が行き、ばれてしまったという話がよくありますので注意して下さい。
副業が勤務先にばれたらどうなるのか?
副業を禁止している民間の勤務先に、もし在宅ワークをしていることがばれたらどうなるのでしょうか。
一般的には、在宅ワークがばれたことによって解雇になったというケースはまずほとんどありません。ですが、あまりよく思われないのは確かです。場合によっては何らかの処分を受ける可能性もありますので、絶対にばれないよう注意する必要があります。
いずれにしても、副業をしていること自体、会社側や上司はよく思わないことが多いようなので、許可している会社でもばれないようにすることが最善策といえます。